予防接種について
ワクチンを事前に接種することにより特定の病気に罹患しにくくなったり、罹患したとしても症状が軽くて済むといった効果が得られます。
ワクチンは感染症の原因となる各種細菌・ウイルスの病原体を弱めたり無毒化したりして作られます。これを体内に注入することによって抗体が生じ当該感染症に罹患しにくくなります。
ワクチンが 防ぐ病気 |
ワクチン名称 | 予約 | 年齢 | 接種 回数 |
1回の価格 (税込) |
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子宮頸癌 | シルガード9 | 15歳以上 | 3回 | 35,000円 | |
9-14歳 | 2回 | ||||
ガーダシル | 9歳以上 | 3回 | 15,000円 | ||
麻疹風疹 | MRワクチン | 要 | 7,500円 | ||
麻疹 | 麻疹ワクチン | 要 | 4,000円 | ||
ムンプス | おたふくかぜワクチン | 要 | 4,000円 | ||
水痘 | 水痘ワクチン | 要 | 8,000円 | ||
B型肝炎 | ビームワクチン | 3回 | 3,500円 | ||
インフルエンザ | インフルエンザワクチン | 3,500円 | |||
帯状疱疹 | シングリックス | 要 | 50歳以上 | 2回 | 25,850円 |
日本では、年間約8,000人が子宮頸がんと診断されており、20~30代の女性に一番多いがんが「子宮頸がん」です。子宮頸がんはHPVというウイルスの感染が原因とされています。HPVは主に性交渉によって感染し、性交経験がある女性の約50〜80%が一生に一度は感染するといわれています。感染したうち90%以上は体内から自然に排除されますが、排除されなかったウイルスが長期に感染し続けるとがん化する可能性が出てきます。HPVは一度排除されても、何度でも感染するため定期的に検診を受けることやワクチン接種などで感染を予防していくことが重要です。
対象者は公費で接種が可能です。公費接種は「サーバリックス」と「ガーダシル」と、9価のワクチン「シルガード」となります。当院では、尖形コンジローマの原因とされるウイルス型までカバーできる最新の9価HPVワクチン(シルガード)をおすすめしています。
(詳しくは大阪市HPをご覧ください)
小学6年生から高校1年生相当の女子
平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの方で、HPVワクチンの定期接種を逃した方(1回または2回接種済みの方は、残り回数が対象となります)
上記いずれかに該当する方は、下記の期間に無料でワクチンの接種ができます。
※接種時に大阪市に住民票がある方が対象となります。
生年月日 | 接種期限 |
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平成9年4月2日 〜平成21年4月1日 |
令和7年3月31日 |
平成21年4月2日 〜平成22年4月1日 |
令和8年3月31日 |
平成22年4月2日 〜平成23年4月1日 |
令和9年3月31日 |
平成23年4月2日 〜平成24年4月1日 |
令和10年3月31日 |
大阪市以外の方及び、公費接種対象でない方は、保険が適応されないため全額自己負担となりますが、自費で接種できます。
ガーダシル(4価)1回15,000円
シルガード9(9価)1回35,000円